電話よりもメールのほうがいまの子どもたちは心をひらいてきます
「いじめ相談SOSメール」ははじめは匿名、サブアドからがほとんど
です。わたくしたちはそれを受け入れるのに時間がかかりました。
「誹謗・中傷、いたずら」という多くのメールに悩まされました。
知り合いの弁護士さんもご賛同くださり通報や法的手続きのご指導を
あおぎながら今日の正常運用にいたりました。
たいせつなSOSを見逃さないよう24時間転送メールにてしっかりキャッチしています。学生からのSOSに学生の特命係が返信をすることも
ありますし、小学生と78才の最長老特命係がメールをするというのも
「いじめゆるさん会」のすばらしい特徴です
「いじめゆるさん会」の会長を任された冬木眞氏は花屋を経営しています。大学卒業後高等学校に勤務し経営職についてからも各種学校等
教育現場にたってきました。現在は執筆活動もこなしている。日ごろから地元学校からの職場体験うけいれをおこなってきたがこのたび「いじめゆるさん会 特命係」発足にあたり「花屋はたくさんのいろいろなお客様や取引先がおとずれる最高の交流の場だし社会復帰の学校だから好きにつかえばいいよ」と提供してくれました。いじめだけでなく気分転換、社会勉強、おはなやさんが好きなど交流の場としてもおおくのひとたちに利用されています。この職場体験や遊びににくる方、マスコミの方は事前予約が必要です。
賛助会員の法人さまが使っていなかった1室(6畳)をわたくしたち
そしてみなさんのために無償貸し出ししてくれました。
普段は「いじめ対策特命係」のうちあわせなどにつかわせていただいていますが「いじめ緊急避難場所」や「いじめ相談所」としても
活用しています。ここはひとりで泣いたり、考え込んだりなんてしている暇はないところです。賛助会員の肝っ玉かあさんや学生、おじさんなど好きにやってきていいたい放題しゃべりむちゃくちゃあかるい
スペースでいつのまにか利用者もみんな笑顔になってともだちになっているというすてきな場所なんです。
メール相談や電話相談はどこからくるかわかりません。
わたしたちの活動拠点は東京です。実名での相談や連絡でこれはと
「特命係」とその地域の「地方相談所」(賛助会員、ボランティア)が
決したときはわたしたち「いじめゆるさん会」がおうかがいすることにしています。この出張費用や経費、啓発グッズの作成費用、そしてこのサイトの運営費等はおおくの賛助会員様の会費、ボランティアのみなさまのあたたかい善意によりまかなわれています。
この活動は「いじめゆるさん会」のボランティア精神の象徴です。